国立大学法人愛知教育大学   研究推進事業
 愛知教育大学の組織・地域性を活かした摩擦科学の研究

―全国唯一のジオからナノレベルに至るトライボロジー研究創出事業―

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平成22年度研究報告



平成22年度の研究報告

業務実施期間   2010年4月1日~2011年3月31日

●業務の成果又は実施状況
【メゾスケールからジオスケール摩擦機構の解明】
 昨年までの3年間の研究成果を総括した。

【アトミックスケールからメゾスケール摩擦機構の解明】
 昨年までの研究成果を総括し、マイクロマシンへの応用を検討した。

【アトミックからナノスケール摩擦機構の解明】
 超潤滑材料のマシンの実用化に向けた研究を実施した。

【スケールを超えた摩擦の理論の構築】
 マクロな摩擦から原子スケールの摩擦の共通性と個別性を整理した。

【国際会議の開催】

 「摩擦の科学」に関する第2回の国際会議(The 2nd International Conferene on Science of Friction: ICSF)を伊勢-志摩で行った。

●自己評価による達成度
【メゾスケールからジオスケール摩擦機構の解明】
 ガラス系、粉体系、ソフトな物質系などと比較検討した。粒子の回転や粒子間相互作用に普遍的な関係があることがわかった。

【アトミックスケールからメゾスケール摩擦機構の解明】
 ゲルや生体を模倣したマイクロマシンを検討した。ゲルに我々が開発した材料を添加した場合に自己稼働な運動が実現された。

【アトミックからナノスケール摩擦機構の解明】
 超潤滑材料を用いた摩擦のない状態の実用化が行われた。摩擦係数0.01以下の超潤滑グリースや超潤滑オイルが実現された。

【スケールを超えた摩擦の理論の構築】
 マクロな摩擦から原子スケールの摩擦の共通性と個別性を改 めて整理した。ミクロスケールにおいては静止摩擦と動摩擦に自己相似性が確認された。

【国際会議の開催】

 本プロジェクトの最終年度として「摩擦の科学」に関する第2回の国際会議(The 2nd International Conferene on Science of Friction: ICSF)を伊勢-志摩で行った。国内外からの参加者80人程度と盛況であった。概要集を発行し、口頭発表に加え、ポスター発表も行われた。会議で発表された論文はJournal of Physics: Conference Series:JPCSに出版された。


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